プラザキサ 診療サポート教えて!北島先生

Q. トロンビンとはなんですか?

A. トロンビンは、血液凝固因子の一つです。

通常、トロンビンは止血時に凝固反応が正常に働いて活躍します。

正常

一方、血液凝固能が亢進した状態が続くと、トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変換して、血栓を作る作用が継続します。

凝固亢進

非弁膜症性心房細動患者さんは、血液凝固能が亢進している状態が続くため、心臓(なかでも左心耳)で血栓が形成されやすくなっています。

血栓形成

心臓で形成された血栓が血流に乗って脳に運ばれ、脳の血管を詰まらせると心原性脳塞栓症になります。

心房細動患者さんのなかでも、特にうっ血性心不全、高血圧、年齢75歳以上、糖尿病や脳梗塞/一過性脳虚血発作(TIA)を起こしたことのある患者さんは、脳梗塞を起こしやすいといわれています。

脳の血管を詰まらせる